No.197 開幕戦「1-0勝利」
f0136083_11564614.jpg  栃木SCは開幕のFC琉球戦を1-0で勝って、今季最初の勝ち点3をゲットした。Jリーグ準加盟チームとして、J2昇格を目標に初めて挑むリーグ戦。元日本代表FW山下芳輝ら新加入J戦士4人を含む初のプロ選手9人とアマチュア選手の混合チームは、素人目にも準備は万全でなかったから、勝ち点レースのリーグ開幕戦で勝ち点3を取れたことは本当に良かった。
  栃木SCの2007年シーズンは3月18日、ゴスペルグループ「BROWN BLESS VOICE」の素晴らしい歌唱で幕を開けた。県グリーンスタジアムの青空に黄・青・赤の打ち上げ花火がはじけ、メーンスタンドを埋め尽くした観客から黄色い紙吹雪が放たれ、サポーター集団の「県民の歌」に客席も一体になって歌い、黄色いユニホームの栃木と白いユニホームの琉球の両イレブンが緑のピッチに散って、午後1時2分に福田哲郎主審のキックオフのホイッスルが響き渡った。
  栃木は4・5・1のフォーメーション。GK原、4バックは右から北出、照井、谷池、高野、2ボランチは堀田と久保田、サイドは右に小林、左に石川、山下の1トップにトップ下・横山聡の組み合わせ。中2日でアウェーの刈谷戦を控えており、吉田賢太郎や只木、山田、西川らは温存した形だ。琉球は4・4・2。序盤から栃木がペースを握った。両サイドの突破に山下と横山が良くからみ、2分には右・小林のクロスが横山を抜けた裏で山下が初シュートを放った。6分に北出がミドル、7分には左からの久保田のロングパスを小林がボレー、12分には小林のクロスを横山がオーバーヘッド気味にシュートした。堀田のワイドな動き、小林のキープ力、石川の運動量、横山のアグレッシブさ。高野と北出も機を見てオーバーラップをかけ、新生・栃木SCをアピールした。
26分、石川が得たPKを山下が失敗。10分後、ゴール前混戦から山下が押し込んで先制した。前半はその後も守備重視の琉球にほとんどチャンスを作らせなかった。後半に入り、高野がミドルシュートで狙うと、直後に琉球のエース関がボレーシュート。これはGK原が横っ飛びではじいたが、打ち合いの様相を呈した。琉球が前がかりになったので栃木のピンチが増え、トップの山下も守備に体力を使った。原は4本の危ないシュート場面を防いだ。はらはらドキドキの終盤だった。ロスタイムの三原のFKも原がナイスセーブし1-0のままタイムアップ。高橋監督は「内容よりも勝つことが大事だった。勝てて良かった」と、期待を抱く大観衆の前での勝利に安堵し、「選手間の歯車のかみ合わせは、これから試合を積みながら微調整していきたい」と言った。吉澤監督が開幕前に言っていたように、琉球はまだチームが出来ていない感じがした。次節の相手、FC刈谷の安原監督は「企業チームから市民チームになった昨年に比べて、今年は準備に少し余裕があった」と発言している。「サッカーの街・刈谷」の市民クラブだ。侮ると痛い目に遭う。
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by tsc2007 | 2007-03-19 18:55
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