No.188 金子決勝ゴール
f0136083_1785015.jpg 後期第15節のジェフ・クラブ戦は、宮崎でのホンダロック戦から中3日、富山でのYKK AP戦まで中2日という強行日程だったため、エース吉田賢太郎やチームの心臓・只木、ボランチ山田、ライン統率の横山ら主力の一部を休ませて臨んだ。それでもかなりの戦力だ。4バックは左から高野、遠藤、照井、林、ボランチは堀田と種倉、サイドハーフは左に片野、右に久保田、トップ下に本田、1トップが佐野の4・5・1。林が3戦連続の先発だ。先発2試合目の本田もヤル気がみなぎっていた。
  ジェフ・クラブは前節、ロッソ熊本に逆転で3―1の勝利を収め、ロッソのJ2昇格の夢を風前の灯にした。「その時のメンバーが来ていて手ごわいだろうと思っていた」(高橋監督)。試合は地力に勝る栃木のペース。佐野や本田、片野、久保田らがゴールを狙った。28分に最終ライン右の林から左の高野にロングパスが渡り、高野がドリブルで前進して片野につなぎ、最後は久保田がシュートしたシーンは、ワイド感と連動性のあるいい攻撃だった。32分にはバックライン同士のパスミスからジェフFW渡辺にシュートを許し、GK原が間一髪、パンチングで逃れる危ういシーンがあった。その直後、相手パスを種倉が出足よくインターセプトして佐野の突破につなげた。ジェフに傾きそうな流れを引き戻す重要なプレーだった。
  0-0で折り返した後半、栃木は永井や茅島で勝負に出る作戦だった。52分、アップしていた永井が呼ばれた。ベンチでユニホームに着替え、さあ交代というところで、交代相手の片野が先制点を決めた。右からの久保田のセンタリングに頭で合わせた。「ゴール前だったので、先にさわろうと思い切って突っ込んだ」という片野。流通経済大学戦に続きゲームキャプテンを務め「自分のプレーでチームを引っ張れれば、と思っていた」と役割を果たした。
  興奮さめやらぬ場内に、片野に代わって永井がコールされた。盛り上げ効果は抜群だ。永井は左サイドから何度もドリブルで仕掛け、スタンドを沸かせた。このまま1-0で終わればよかったのだが、83分に予測しなかった事故が起きた。ジェフのクロスボールがそのままゴールインしてしまったのだ。これで同点。栃木のプランが崩れた。ホーム戦勝利を目指す高橋監督が「ラスト5分、もう1枚のカードは金子だった」と87分に送り出した金子は、電光掲示板が90 分を示したその時、決勝ゴールを突き刺した。右からの永井の浮き球パスを久保田がヘッドで落とし、フリーの金子が左足ボレーで決めた。「ボールを持って前を向いた時は強い」(高橋監督)という金子は「いつも以上に点を取りたい意識は強かった」と、少ない時間の中で結果を出し、前期の同カードに次ぐ2得点目。これが、ホームゲーム6試合ぶりの勝利を呼び込んだ。
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by tsc2007 | 2006-11-24 17:09
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