No.1873戦連続失点0
f0136083_1710332.jpg 後期第14節はアウェーの宮崎で最下位・ホンダロックとの対戦。昨年の天皇杯で痛い目に遭ったし、前期は0-0で引き分けてロケットダッシュにブレーキをかけられた相手。栃木は前節うまく行った4・5・1の布陣で臨んだ。4バックは1試合休養した横山、山崎、高野に加え、前節に初先発フル出場した林が右サイドバックで起用された。
  試合はいきなり開始1分、その林のエリアを突かれ、ロックFW水永のシュートを浴びて始まった。サイドネットを揺らした危機は栃木守備陣の気を引き締める効果があったようで、この後は南の直接FK(壁の左を巻いて枠をとらえたがGK原がキャッチ)以外、ロックにチャンスを作らせず、次の決定的シーンは後半ロスタイム残り1分の水永のヘディングという、実に不思議な試合となった。
  栃木も24分に左サイドバックの高野がドリブルで迫って正面からミドルを放ったのがファーストシュート。堀田のFKや吉田のポスト直撃が惜しかったが0-0で前半を終了した。後半10分過ぎ、高橋監督は「プラン通り」と左に茅島、右に永井を同時投入した。25歳サイド・スペシャルコンビの札を切ったことによって栃木がペースアップ。その5分後の62分、山田からパスを受けた永井が右からゴール正面の吉田にクロスボールを合わせ、吉田が「ほしいタイミングでいい球が入った」とイメージぴったりのヘディグンシュートでロックゴールの鍵をこじ開けた。吉田はリーグ戦では後期第7節のPK以来7試合ぶりの得点。
  3試合連続の無失点で1-0の勝利に、高橋監督は「守備陣だけでなく、只木や北出、あとから入った永井や茅島らが高い位置から守ってくれて、ボールの出どころを抑えていた。水永が厄介だったがペナルティエリア内では勝負させなかった」と守備がうまく行ったことで明るい表情だった。横山主将も「エスパルス戦の6失点以後、みんなの守備意識が高まった」と、4バックと前線との守備の連動性に好感触だ。目立たないが、「バランスに気をつけている」というボランチ山田のポジショニングも効いている。
  堅守のほかにもう一つ、永井の存在がポイントだった。ロックの松山浩司監督は「警戒していたが一瞬でやられてしまった」と脱帽だ。高橋監督も「分かっていても守れない」とニンマリ。79分に茅島とのコンビで見せたプレーは特筆モノだった。茅島が左サイドでパスを受けてドリブルを開始。緩い角度で中へ中へと進み、右サイドからクロスしてきた永井とボールの受け渡し。永井は得意の左足で強烈なシュートを放った。新兵器のお披露目のような、観客の目をクギ付けにしたシーンだった。
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by tsc2007 | 2006-11-21 17:09
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