No.154 重過ぎた2失点
f0136083_18274218.jpg 後期第4節はホームの栃木県グリーンスタジアムに2489人もの入場者を迎えた前で、佐川急便大阪に0-2で完敗した。前節に続きノーゴ-ルの連敗だ。試合は午後4時、梅雨明け直前の青空の下で始まった。栃木の最初の見せ場は6分に訪れた。右サイド深く只木がボールをキープすると相手DF2人がサンドに来た。只木は糸を引くようなヒールパスで後ろにサポートしていた北出につないだ。フリーの北出は狙いすましてゴール前やや遠い位置の吉田賢太郎にクロスボールを入れた。ヘディングのボールを走り込んだ佐野が強烈なシュート! 先制…と思いきや直前にファウルを取られ、ノーゴールの判定。その直後のプレーで佐川FW御給が振り向きざまのシュートを栃木ゴールの左サイドネットに放り込んだ。ストッパーの横山主将は、後ろにできたスペースが気になって御給への寄せが甘くなったことを悔やんだ。
  5分後、攻め込んだ佐川右サイドバック吉崎を倒してFKを与えた。中野が栃木の4枚のカベを左に避けてショートパスし、西原が切れ込んでシュートを決め追加点。「2点目が痛かった」という横山は「フリーになった相手を誰もケアできなかった」と、続けざまのダメージだ。「リスタートを違う形で来ることは予想していたのだが」と高橋監督も苦虫をかんだ。栃木にとっては、重過ぎる序盤の2失点だった。栃木はまず1点を返そうと前がかりになったので、佐川はカウンター攻撃態勢で受けた。39分、茅島の左クロスに佐野が飛び込んだチャンスが惜しかった。タイミングは良かったが、少し高く入ったボールは佐川ゴールと佐野の間を抜けて行った。前半2回のビッグチャンスを逃したことが、この試合のすべてだった。6分のが決まっていれば栃木が試合を支配していただろうし、39分のが決まっていれば1点差となって試合の流れは変わっていただろう。前節の佐川印刷戦でまったく連動性がなかった前線が良く立て直してきたのに、本当に惜しかった。
後半、栃木は西川を2列目に入れて只木を右サイドに開き、反撃に出た。佐川は引いた守りからトップの御給をターゲットにしてペースを維持しようとした。栃木はCKやFKからチャンスを作ったが、佐川もどんどんシュートを打ってきて、息詰まる展開が続いた。しかし、パスがつながらないのに加えて「最後の詰めが甘かった」(高橋監督)ことで、栃木は決定機を作っても、逃し続けた。2点ビハインドだったこともあって、栃木がミスするたびに場内をため息が包んだ。夏休み最初のホーム戦。せっかく大勢のファンが見てくれているのに…。私は胸の中で「栃木の攻撃力はこんなもんじゃないんだゾ」「西川のシュート、すごかったのになぁ」などとつぶやきながら、栃木のゴールシーンを祈り続けたが、無得点のままタイムアップを迎えた。
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by tsc2007 | 2006-08-02 12:27
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