No.131 アルテ高崎戦
f0136083_2151584.jpg 前期第10節・アルテ高崎戦は0-0のスコアレスドロー。がっちり守るアルテを栃木が攻めあぐねた。うがった表現をすれば「ホームのアルテがアウェーの戦い方をして、アウェーの栃木がホームの戦い方をした」感じ。今節勝ったロッソ熊本に抜かれて再び5位に後退した。
  序盤の栃木は、右サイドの只木にボールを集めようとしたがマークが厳しく、左サイドに展開するシーンが増えた。左の中川へのチェックも厳しいので、中川の裏にボランチの堀田が開いてカバー。もう一人のボランチ・菊地は前と右サイドを意識した。DFラインにボールを戻して左右をうかがうが、アルテは右に左に栃木のスペースを消す連動した動きで守備のバランスを保った。「両サイドは栃木のいい所。まずはそこをつぶす作戦」(アルテ・浜口和義監督)。さらに「アルテの4バックは上がってこないし、両サイドも下がり気味」(栃木・高橋高監督)という状況で、前半の栃木はシュート2本、CK1本。ほとんど何もできなかった。アルテの思う壺にはまった。
  後半は風上もプラスになってシュート8本、CK8本と攻め立てたが、流れの中から崩せず、リスタートからしかチャンスを見出せない。いつも「僕がパワープレーで前に行かなきゃならない時は良くない時」と言っているDF山崎が何度も相手ゴール前に進出し3本のシュートを放ったがネットを揺らせなかった。75分には右CKからニアの高秀がシュートし、ゴールラインを越えたかに見えたがアルテGK鏑木が両手でかき出しノーゴール。チャンスを逃しているうちに、天敵・斉藤の右サイド攻撃にさらされるなど危ないシーンも。
  0-0の主役は両チームのGKだった。栃木の原は開始直後と終了間際の決定的シュートを防いだ。アルテの鏑木はポジショニングが素晴らしかった。第三者的に見れば、レベルの高い両GKによる引き締まったいい試合だったと言える。原は相変わらず、自らのファインセーブを「まだまだ甘い」と言いながら「横山を中心にした3バックとボランチも含めて、後ろは連係も良く、頑張っている。前(攻撃陣)を信じて、体を張っていくしかありませんよ」と連続無失点に手応えを感じている。
  高橋監督は「がっちり守る相手を揺さぶり切れなかった。チャンスを決められず、逃げられてしまった」とストレスがたまった様子。監督途中交代で4試合目の指揮だったアルテ・浜口監督は「守備から入った。後半は盛り返されたが、上位の栃木に対してこの結果は評価できる」と、チーム状況が上向きであることを確信した。
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by tsc2007 | 2006-05-16 21:05
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