No.121 刈谷戦2ゴール
f0136083_21115865.jpg 前期第4節のアウェーのFC刈谷戦は2-0で勝ち、3勝1分けとした。佐川急便東京、アローズ北陸、YKKAP、ホンダの4チームが4連勝しているので順位は5位だが、勝ち点2差で、序盤としては悪くないポジションだ。
  栃木は只木をベンチに置き、新人のMF菊池洋平が堀田とボランチを組んだ。堀田の相棒の種倉は左サイド。右には今季初出場の松本が入った。1トップは前節を体調不良で欠場した吉田賢太郎。刈谷はFW登録の4選手を前線にそろえ、4バックの前のボランチにJ経験のあるDF浮氣が攻守のコントロール役として入った。前半から栃木が押し気味だったが、刈谷も中山、原賀の若いアタッカーが挑んできた。42分、左から中山が低い体勢のフェイントとドリブルで突破しグラウンダーのクロス。栃木ゴール前を抜けた所をフリーの伊藤がシュートしたが、大きく外した。このワンプレーがゲームの行方を左右した。
  0-0で折り返した後半、前節のスコアレスドローが頭をよぎった高橋監督は、すかさず只木をトップ下に投入した。相手ゴール周辺ばかりか栃木の守備エリア深くまで神出鬼没の只木の運動量に、刈谷側は辟易させられたに違いない。52分に左サイドの種倉が接触プレーで左太ももを痛め、急きょ遠藤が右に入り、松本が左に回った。さらに61分、新人MF本田をトップ下に入れ、松本が外れた左に只木を配置した。後半、ゲームを支配した栃木にゴールが生まれるのは時間の問題だった。
  70分、栃木は攻め込みながらフィニッシュに至らず、相手カウンターになりかけた。上がり気味だったDF山崎がインターセプトし、近くにいた只木にボールを預けた。「相手DF4枚がきれいに並んで止まって見えた」という山崎は猛然と攻撃参加。そこに只木からフワリと浮き球のパスが入った。山崎は「GKが前に出ているのが分かった。なぜか落ち着いてシュートを打てた」と、GKの上を狙って右足インサイドのボレーでループをかけると、ボールは放物線を描いて刈谷ゴールに吸い込まれた。山崎は開幕戦に続く2点目。
  その後も高秀のヘッドや只木の強烈な左足シュートで脅かす。79分の追加点は、照井と吉田賢によるピンポイント&テクニックのコラボレーションだった。FKを蹴る照井と最前線の吉田がアイコンタクト。「ぴったりとボールが入ってきた。相手は疲れていたのか一発で当たって来る感じだったので、駆け引きできた」と、吉田はワントラップで相手DFを置き去りにした。ゴールライン側を突進し右足を振り抜いたシュートがGKを弾いて転がり込んだ。吉田は3試合で3ゴール。もう誰にも「エース不在」なんて言わせない。「照井の精度の高さや高秀のフリーランもあった。トータルで取った得点。栃木らしいでしょ」と吉田は謙虚に笑った。
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by tsc2007 | 2006-04-10 21:11
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