No.203 アルテ高崎戦4-0
f0136083_2153972.jpg 前期第5節のアルテ高崎戦は、栃木県グリーンスタジアムに3833人もの観客を集めて行われ、ホームの栃木SCが4-0の圧勝劇を見せた。1トップの山下との前線コンビはこれまで横山聡だったが、4試合目で初めて吉田賢太郎を組み合わせた。GK原、4バックの北出、照井、谷池、高野、ボランチの堀田は5戦不動。もう一人のボランチに山田が入り、サイドは右に小林、左に石川の4・5・1。「試合の入り方はとても良かった。ジェフ戦で高い授業料を払ったからね」(高橋監督)と序盤から栃木がゲームを支配した。
  2分に賢太郎が左足で狙って、この日の猛攻の口火を切った。栃木にとって幸いだったのは、23分の相手左CKからのヘディングシュートがファウルで取り消されたこと。もしゴールが成立していたら、アルテは専守防衛に入って、やっかいなゲームとなっていただろう。主導権を握る栃木は、右・北出と左・高野の両サイドバックが活発に攻撃参加。ボランチも中盤のスペースをうまく使って縦横にボールをつなぎ、サイドと前線の絡みも良かった。31分、下がり気味の山下が左サイドを上がった高野にパス。高野が相手GKとバックラインの間に入れたクロスボールに小林が猛然とダッシュすると、ボールはルーズになって、ゴール正面にいた石川が「おいしくいただき!」と押し込み先制した。
  これで躍起になったアルテFW小川がたて続けに2枚のイエローカードを受けて退場し、栃木は11人対10人の数的優位に立った。ここからは栃木のワンサイドゲーム。ただ、高橋監督はハーフタイムに「0点に抑えるのは当たり前なんだぞ」と守備陣を引き締めた。後半、相手1FWに対しても4バックを崩さず、リスクを避けながらのポゼッションサッカーを意識した。この落ち着いたゲーム運びによって3つの追加点が生まれた。55分、こぼれ球を拾った堀田が縦パスを入れ、相手DFを賢太郎がうまくブロックして小林につなげた。小林は鋭く切れ込んで右足シュートを決めた。さらに60分、左から山田がファーに入れたクロスを小林が右足で合わせると、緩い放物線を描いたボールはアルテゴールに飛び込んだ。ダメ押しとなった4点目は、前節の鳥取戦と同様に交代選手が決めた。石川に代わって左サイドに入っていた永井が右にポジションチェンジし、ドリブルで突進してクロスボール。賢太郎と交代していた横山聡がニアに詰めて右足ダイレクトで合わせた。
  得点した3人とも今季初ゴール。とりわけ小林と横山は待望の得点だ。2ゴールの小林は「栃木に帰ってきて、期待して使ってくれているので、こたえなければと思っていた。2点目で、やっとチームに入れたなという感じがした」と安堵の表情。横山は「勝っていたし流れは良かったので、自分で得点を決めることに集中した」と狙い通りの結果だった。「小林には自信を持って行くように、横山には信頼していることを伝えていた。彼らも気持ちがすっきりしたはず。これからどんどん得点にからんでくれるだろう」と高橋監督もご満悦だった。
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by tsc2007 | 2007-04-09 21:53
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