2006年 06月 07日 ( 1 )
No.138 永井や片野も○
f0136083_2102229.jpg 「ホンダと真っ向勝負して勝ったんですからね。栃木の力はホンモノになってきましたね」。前期第13節の試合終了直後、古くからの栃木SCサポーターが興奮気味に言った。JFLナンバー1の強豪と言っていいホンダFC(浜松市)との対戦成績は過去1勝3分け7敗だった。1勝は昨シーズンのホーム戦。吉見の、あのスーパーシュートによってもたらされた。ただ、ロスタイムに入って失点し2-2と追いつかれた。引き分けでもおかしくなかった。神様・仏様・吉見様!だった。チームの勢いもあった。仙台、愛媛、YKKに3連勝し、その後の前期をすべて勝って9連勝した勢いの真っ只中。4連勝目のホンダ戦は、特に守備陣のクリア意識が徹底されていた。相手の力を上に見ていた表れだ。それが今回は、相撲で言えばがっぷり四つ。押し込まれても何とか踏ん張った。寄り切られたホンダ・吉澤英生監督は「力負けした」と言った。先の栃木SCサポーターがこの言葉を聞いたら、感涙にむせぶだろう。
  この日、一番目立ったのは2ゴールを決めた高秀だったが、高秀と同時に投入されて右サイドに入った永井も持ち前のスピードを生かして前線をかき回し、強烈な2本のシュートでホンダに傾いていた流れを栃木に引き戻す働きをした。永井は今季初出場。地元(足利)出身の期待のアタッカーだが、まだ才能を開花させるまでには至っていない。「逆サイドの高秀が結果を出した。自分にも結果が求められていると思うが、ホンダを相手に納得できる部分はあったしアピールもできた」と、チーム内でのライバル心に火がついた。次のロッソ熊本戦は足利が会場。ぜひ使ってほしい選手だ。3試合連続で先発したボランチ久保田は初のフル出場で「日に日に自信をつけている。守備もボールを運んで散らすプレーもできていた。勝利の陰の立役者」(高橋監督)と株を上げた。
  右アウトサイドで先発した片野も忘れてはいけない。出場停止の只木の代役で、前半だけの出場だったが、ホンダの強力なディフェンス陣に何度も勝負を仕掛け、2人に寄せられても強引に突破したりして、パワーとスピードを発揮した。今の栃木にやや足りない部分だ。4分に放ったシュートは惜しかった。本来は左サイド。もっとプレーを見たい選手の一人だ。
  当日、鈴木則利実行委員から「今年のJFLの天皇杯シード枠は1」であることを聞いた。愛媛が昇格してJ2が増えたことによるもの。前期首位にならなければシード権を得られない。ホンダに勝って2位に浮上した栃木は、首位のYKK APと勝ち点3差。射程圏内だ。今後の対戦は5位・ロッソ熊本(ホーム)、6位・アローズ北陸(アウェー)、1位・YKK AP(ホーム)と続く。昨年に続く天皇杯シードも視野に入ってきた。ドイツ・ワールドカップが6月9日に開幕するが、おらが栃木SCからも、ますます目が離せない。
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by tsc2007 | 2006-06-07 21:00
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