2006年 06月 20日 ( 1 )
No.141 逆転負けで連敗
f0136083_2058873.jpg 上位陣との5連戦を2勝1敗として迎えた前期第15節のアローズ北陸戦は、ドイツW杯で日本代表がクロアチアと戦う日の昼間、富山市の五福公園陸上競技場で行われた。前節、ホームでロッソ熊本に逆転負けを喫した栃木。高橋監督が仕事の都合で帯同できず、浅野ヘッドコーチが指揮を執った。チームを引っ張る只木は練習中の足首ねんざで欠場し、右アウトサイドは片野が先発した。出場停止のDF照井の代わりにベテラン遠藤が3バックの右ストッパーに入った。前半、主に左サイドを使って攻撃を仕掛けるアローズがやや押し気味となった。栃木はパスがつながらず、フィニッシュまでが遠い。20分に正面から片野が思い切り放ったのが初シュート。それでも34分、アタッカー陣が素早い連係からゴールを割った。右サイドから西川が中の吉田につなぎ、吉田が少し戻したところを佐野が右足ダイレクトでシュート。「ちょっとダフった(地面を蹴った)けど、うまく枠に行った」という2試合連続のゴールで先制した。
  ハーフタイム後、浅野ヘッドコーチは早々と左サイドに高秀を投入した。今や「栃木のスピードスター」と言える高秀の起用は「1点を守るのではなく2点目を取りに行くゾ」というメッセージでもある。後半キックオフ前、栃木はいつになく長い円陣を組んだ。何を話していたのだろう。「攻撃的に」「ただし失点はしないゾ」と、そんな感じで、具体的な約束事の確認もしていたのだろう。栃木は後半立ち上がり約10分間で、得点チャンスとなる5本のCKとFKがあった。ここで2点目が欲しかった。
アローズは、高向と小林というフレッシュなカードを切って攻撃姿勢を鮮明にした。形勢は徐々にアローズに傾いた。前の選手ばかりか、DFの谷田や佐藤も栃木ゴールに迫った。63分、スローインからつないで山本がゴール左に振り、松下がヘディングで決めて同点。74分には松下が2枚目のイエローカードを受けて退場。この直後に落とし穴があった。栃木のFKで再開したが、キックミスによってアローズボールに。スローインから山本がドリブルで持ち込み、小林がシュート、こぼれ球を北川がシュート、さらにはね返りを北川が決めて逆転ゴール。「ボールを奪うチャンスはあったのだが…」と浅野ヘッドコーチが悔やんだシーン。栃木守備陣は一瞬動きが止まり、死に物狂いでボールをクリアするような気迫が消えていた。そもそも数的優位になったのに、マイボールのリスタートをミスするような焦りが試合の流れに響いた。2失点目の直後にDF山崎をトップに上げてパワープレーを挑んだが同点は遠く、次節の首位YKK AP戦を前に痛恨の敗戦となった。
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by tsc2007 | 2006-06-20 20:57
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