2006年 06月 23日 ( 1 )
No.142 山に例えれば
f0136083_2057743.jpg 早朝のブラジル戦中継を見て、しばらくボーっとしてから、栃木SCの今後のことを考えた。日本サッカーを山に例えれば、日本代表を頂点にして、9合目がJ1、8合目がJ2、国内3部のJFLは7合目。JFLの上位チームとなった栃木SCは、8合目に立ちはだかる岩壁を前に、ザイルやカラビナを準備中だ。8合目でさえ険しい道のりなのだろうな、と思いつつ、W杯リーグ戦敗退した日本代表の戦いぶりを見ていて、山の標高は意外に高くはないのではないか、とにんまりしたり苦笑したり。複雑な心境の6月23日の朝だった。日本代表はしばらく忘れて、決勝トーナメントに注目したい。世界最高峰のW杯は、これからが本番だ。
  栃木SCは前期第14節と第15節で2戦連続逆転負けを喫し、首位YKK APとの勝ち点差は4に開いた。YKK APと同じ勝ち点34でホンダが先頭に並びかけており、両チームとも得失点差で栃木を上回っている。前期首位を奪取するには、残り2戦を2勝することが最低条件だ。YKK AP、ホンダ、佐川急便大阪、ロッソ熊本の上位チームが2~1勝してしまうと険しい。可能性の低さは、どこかブラジル戦を前にした日本代表に似ている。前期首位にこだわるのは、天皇杯のJFLシード枠が今年は1チームだからだ。Jリーグのチームがない栃木県から2チーム出場するウルトラCが、このシード権。昨年は見事首位だったが、さて今年は? 残りのYKK AP戦(直接対決!)とジェフ・クラブ戦に望みがかかっている。
  連敗したからといって悲観することはない。前節は、ここ6試合勝ちがなかったアローズ北陸が、ホーム戦に必勝態勢で臨んできた。力は五分五分だと思うが、ホームチームがその気になって来たら、ビジターチームにとって試合が困難になるのは当然。高橋監督は不在だったが、浅野ヘッドコーチはハーフタイム後に高秀、後半途中で永井と両サイドを補強したし、リードされてからは山崎をトップに上げたパワー攻撃に徹した。打つ手は打った。「選手は良く戦った。私のゲームプランが甘かった」。浅野ヘッドコーチは試合後、憔悴し切った様子だったが、誰が指揮を執っていても、この日のアローズには勝てなかったかもしれない。彼らの、DF川前を底にした堅守と中盤のプレッシングは並大抵ではなかった。調子を落としていたとはいえ、今季14試合終了時点で無失点試合が10試合もあったのが偶然の数字ではないことが、栃木戦で垣間見えた(栃木の無失点試合は4試合)。勝つこともあれば負けることもある。それがリーグ戦。ここは悟ったようなフリをして、気持ちを次に切り替えよう。
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by tsc2007 | 2006-06-23 20:56
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