2006年 07月 26日 ( 1 )
No.152 CKから2失点
f0136083_18291698.jpg 後期第3節・佐川印刷戦の1トップは、警告累積が解けた吉田賢太郎ではなく、前節に続いて佐野が起用された。ユーティリティな石川が、西川と2シャドーを組んだ。「前の試合が良かったので」(高橋監督)との理由だった。開始4分に佐川の町中が決定的シュートを放ち、栃木GK原が見事にシャットアウトしたシーンは前回書いたが、その攻撃の起点となったのはオーバーラップした右サイドバックの遊佐。佐川はかなり引いて守っていたが、サイドの縦へのアタックは活発だった。それに比べて栃木は、サイド攻撃を意識してはいるが横パスが多く、ライン裏へのパスは飛び出し役との呼吸が合わない。
  14分、ライン裏に出たボールに、オンサイドにいた佐野が反応。オフサイドを主張する佐川DF陣を置き去りにしてゴール右からシュート。GK新沼がわずかに触って左ポストをかすめた。惜しい場面だったが、公式記録では前半の栃木のシュートはこの1本だけ。趙にブロックされた種倉のシュートや右クロスに合わせた西川のジャンピングボレーはあったが、前半はあまりにもシュートが少な過ぎた。高橋監督は「6~7割はウチがポゼッションしていたのに、これでは優勢になれない」と振り返った。左の種倉、右の只木はよくボールタッチし次への展開を試みたが、佐川の守備陣がボールの動きをよく読んで対応した。とりわけ元栃木所属のボランチ岸田は張り切っていた。19分に種倉が相手ボールを奪って前の久保田につないだシーンでは、岸田はファウル覚悟で久保田をつぶした(イエローカード)。栃木がボールを支配していたが、そのあたりから佐川がカウンターのリズムをつかみ、2度3度と栃木ゴールに近付いた。4度目に大槻と東が右サイドで絡んでCKを得た。萬場が入れたボールを趙が頭で合わせ、こぼれた所を葛野が頭で押し込んだ。41分、佐川は狙い通りの先制点をモノにした。
  栃木は後半アタマから吉田を投入し反撃態勢に入ったが、その5分後に追加点を許した。佐川の右CK。萬場がショートコーナーを入れて中森がリターン。これを再び萬場がゴール前にクロス。町中が高い打点のヘディングシュートを決めた。高橋監督は「1点を追い付けば、茅島と北出で必ず(逆転の)チャンスを作れる」との計算だったが、2点差をつけられて思惑が狂った。それでもまだ時間はたっぷりあった。62分、原がスローで右の只木に回し佐野~久保田とつないでライン裏に出たボールを西川が追った場面で、この試合初めて流れに乗った連動プレーが生まれた。さあ、これから…という70分、佐川・岸田が2枚目のイエローカードを受けて退場。2点リードの佐川に専守防衛の大義名分ができてしまった。残り20分は栃木の攻撃一辺倒になったが、全員で守る佐川の壁にはね返された。0-2の完敗で、5位から7位に後退した。
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by tsc2007 | 2006-07-26 18:29
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