2006年 08月 24日 ( 1 )
No.161 修正の余地が
f0136083_1823581.jpg 後期第7節・ソニー仙台戦の4ゴールは1.直接フリーキック(堀田)2.フリーキックが抜けた逆サイドからのクロスをヘディング(山崎)3.茅島が倒されたPK(吉田)4.相手DFを振り切ったシュート(池田)。このうち、3・4は2点差を追う仙台がDFを1枚削ってFWを入れ、前がかりになった裏のスペースを突いたもので、2点リードという試合展開がもたらしたと言える。1と2はいずれも個人技と強さが生かされたナイスゴール。どんな形でもゴールはゴール、1点は1点。文句をつける余地はない。ただ、4-0と大勝すると、見る側にも欲が出るもので、パスワークから相手を崩してゴールを奪うようなシーンがなかったことが物足りない。まだまだ連係の面で修正の余地はありそうだ。試合後、吉田賢太郎は「ここのところ、リスタートからやられていたけど、きょうは自分たちがそれをやった。フリーキックやゴール前での強さは一つの打開策だが、(攻撃陣としては)流れから点を取れなければ…。まだ詰めるところはありますね」と冷静だった。
  前期ホンダ戦でPKを失敗した時、「ポストに当てる才能があるのかなぁ」と冗談を言っていた吉田は、その後9試合も得点がなくスランプに陥っていた。「(PKを取った)茅島のアシスト」と、10試合ぶりのゴールに胸をなでおろした。山崎は「最近、点を取っていなかったので」と、会心のダイビングヘッドにスカッとした笑顔だった。右の堀田からのFKにわずかに合わなかったが、そのボールが逆サイドの種倉から戻ってきたところを本能的に反応した。
4点目を決めた池田は70分に西川と交代してピッチに入った。実は試合前、高橋監督に「ゴールを決めないと、次はないゾ」とハッパをかけられていた。78 分、右からの1本目のシュートはGK正面。85分にはフリーでゴールに向かってドリブル。そのまま勝負するかに見えたが、クロスしてきた只木にパスを出してしまい、ボールは強過ぎてアウトになった。只木にはマークがついていたので、只木にパスするふりをして自分で行くべきだった。もしこれで試合が終わったら、本当に池田の立場は危うくなっていただろう。幸いだったのは、仙台の守備陣が押し上げていたことと、それによってラスト5分くらいは相手バックラインがくたくたに疲れていたこと。87分、片野からのパスを受けてライン裏へ単独ドリブル。仙台DF藤倉がついたが、池田はスピードに乗ったドリブルで藤倉をかわし、左足を振り抜いた。「横河戦の機会を生かせなかったので、絶対に決めてやろうと思っていた」という池田は「点を取れたのはよかったが、ミスが多かった。連係も不足していた」とまだまだ満足していない表情だった。次につながる今季初ゴールだったが、池田の試練は続く。
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by tsc2007 | 2006-08-24 18:22
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