2006年 09月 04日 ( 1 )
No.165 天皇杯出場決定
f0136083_17352728.jpg 天皇杯出場をかけた栃木トヨタカップ第11回栃木県サッカー選手権大会の決勝が9月3日、栃木県グリーンスタジアムで行われ、スーパーシードの栃木SCが日立栃木ウーヴァスポーツクラブを1-0で下して栃木県代表となった。昨年のJFL枠による出場を含めて9年連続の天皇杯出場だ。
  GKは今季リーグ戦で出番がなかった星昭仁が務め、アルテ高崎戦で退場処分を受けたDF遠藤の出場停止で約1か月ぶりに照井が3バックの右に入った。関東2部の日立栃木はFW三輪を軸にした栃木県サッカー界の雄だが、カテゴリーが2ランク上の栃木SCに対し、ラインを上げ気味にしながらも守備を固めて臨んだ。それでもカウンターの機をうかがいながらチャンスを作り、磯や五十嵐、三輪、高木らが際どいシュートを放って栃木ゴールを脅かした。
栃木はこのところ、リーグ戦でも引いて守る相手との戦いが多い。高橋監督は打開策として「揺さぶりを入れる」「遠めからのシュート」を口ぐせにしているが、格下相手でもなかなか思うように行かない。右の只木、左の石川をよく使って攻撃の形を作ろうとするが、日立栃木の守備陣が必死に中へのボールの供給路を断った。慎重な試合運びの栃木は24分に西川、33分に只木のシュートのこぼれ球を佐野と、惜しいシーンを作った。42分、左サイドで西川と石川がキープし、ゴール前に石川がクロスボールを入れた。佐野の裏にコントロールされたクロスはDFも超えて吉田賢太郎にぴったり合い先制ゴール。
後半は栃木が茅島を含め5人の交代枠を全部使って攻勢に出た。そのうちの一人、高秀は前期第16節のYKK AP戦で右ひざを痛めて以来、約2か月ぶりの出場。持ち前のスピードを発揮してライン裏を狙うランニングで仕掛け、大勢のファンをホッとさせた。70分ごろまでは日立栃木が何度かチャンスを作ったが、終盤は栃木が押し返した。結局、1-0で終了。高橋監督は「1-0でいいから勝て、と言っていたらその通りになった。欲がないのかな」と冗談半分に語った。全国切符がかかった一発勝負の試合。僅差に見えるが、アルテ高崎戦のコラムに書いたように、サッカーの基本的(理想的)な勝ち方でもある。決勝点の吉田は試合後「得点差よりも勝つことが大事だった。だから、1-0は一番いい数字ですよ」と言った。その通り。私は貫禄勝ちだったと思う。
日立栃木では、エース三輪は群を抜いた好選手だが、攻守のバランスを考えたプレーのボランチ川瀬、中盤でタメを作って攻撃に変化をつけていた舘沢が目を引いた。
栃木SCの天皇杯本大会は1回戦が佐賀大学(9月17日・グリーンスタジアム)。勝てば2回戦は埼玉・尚美学園大学(9月23日・川越)。これにも勝てば3回戦でJ2の東京ヴェルディ1969(10月8日・味スタ)と当たる。
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by tsc2007 | 2006-09-04 17:35
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