2006年 09月 12日 ( 1 )
No.166 よくぞ無失点に
f0136083_17344585.jpg 後期第8節・佐川急便東京戦は、足利市総合運動公園陸上競技場に1516人もの観客を迎えて行われたが、今シーズンで最も暑い気温33度、湿度62%のコンディションは、「走り続けること」を自らに課す選手たちにとって過酷だった。両チームとも前半は活気があったが、後半は脚が重くなった。
  栃木は、警告累積で出場停止の横山主将の所に遠藤、シャドーストライカー西川の所に高秀が入った。中盤右サイドに北出、左サイドに片野が先発した。佐川は得点ランキング1位(19点)の大久保に、竹谷や堀が絡んで序盤から先制点狙いの攻勢に出た。「普通のチームだったらやられていた」と高橋監督は冷や汗ものだった。栃木も13分に佐野が正面からシュートを放ってからリズムを引き寄せた。
  0-0で折り返した後半、栃木は右に只木、左に茅島を投入し、サイド攻撃による勝負に出た。佐川ゴール前での栃木のバイタルシーンが繰り返された。 55分、DFを振り切って放った吉田賢太郎のシュートは右ポストに弾かれ、終了間際の左クロスに只木が正面フリーで詰めたシュートはバーの上。決定機は何度もあったが、ネットを揺らすことはできなかった。
  佐川の大久保は、ゴールを取り急いだためか、シュートシーンでファウルが多く(1度はハンドで警告)、イライラが募ったか、85分にはDFを引き倒して2枚目のイエローを受けて退場処分となった。ここからロスタイム4分を含めた9分間が栃木の勝負どころだったが、決め切れなかった。堀田がセンターサークル付近から放ったロングシュートは面白いアイデアだった。
  0-0の引き分け。高橋監督は「全員が勝つ気持ちで戦った。アグレッシブにゴールを目指すサッカーはできた」と試合内容を評価。とりわけ、大久保封じに成功した守備陣に関して「高さとパワーとスピードを0点に抑えたのは立派。こういう守備ができれば上位とも互角以上に戦える」と、経験とリーダーシップを発揮した遠藤や、守護神としてゴールマウスに立ちはだかったGK原らの働きを賞賛した。佐川は前期第12節の栃木戦に1-2で敗れて以来、12戦して9連勝3引き分けと、今最も勢いに乗った強敵だったのだ。
  ゲームキャプテンを務めた原は「大久保をコワイと感じたのは最初だけ。山崎も照井も勝っていた。得点できなかったのは残念だが、無失点に抑えて勝ち点1を取れたことは良かった。残り9試合、全部勝つつもりでやるだけ」と、いつものように冷静に語った。「完全復活だね」と高橋監督も安心の高秀は、復帰2戦目でフル出場を果たした。「ガンガン走れました。脚のテーピングは予防のためで、ケガへの不安はありません」と、終盤戦の活躍を自らに誓っていた。
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by tsc2007 | 2006-09-12 17:34
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