2006年 09月 24日 ( 1 )
No.168 後半に地力
f0136083_17331192.jpg 天皇杯2回戦は9月23日、埼玉県の川越運動公園陸上競技場で、埼玉県代表の尚美学園大学と対戦し、2-0で勝って3回戦に進出した。栃木は大学生のすばしこいプレスに悩まされたが、後半に地力で盛り返し、高秀と茅島のゴールで、サッカーどころ・埼玉のチームを退けた。前半19分と後半ロスタイムに与えたPKをGK原が連続シャットアウトしたのが勝敗のポイントだった。10月8日の3回戦はいよいよJ2チームの登場。栃木は東京ヴェルディ1969と東京・味の素スタジアムで対戦する。
  栃木は正GKの原が先発。ボランチに、アルテ高崎から今季途中加入した山田智也が入った。試合開始直後から、尚美大の右サイド・荒田や左サイド・小田、10番・中山、身長163センチの吉田らに仕掛けられ、栃木イレブンは地に足がつかないような試合運び。特に中盤での学生たちのプレスは予想以上で、激しいボディーコンタクトを繰り返され、中途半端なボール処理につけこまれそうになってバタバタする場面もあった。前半は五分五分の展開で0-0。
後半、右サイドを北出から只木に代えた。さらに山田を下げて茅島を左サイドに投入。左サイドで荒田に手こずっていた種倉は、ボランチに移って精気を取り戻した。前半に比べてパスがつながるようになった栃木は、フィニッシュの頻度も上がった。公式記録には残らなかったが、荒田にミドルシュートを食らった直後の56分に堀田がハーフウェイライン近くからロングシュートを放り込み、これが攻勢に転じる狼煙(のろし)となった。71分、右から吉田が正面に入れたクロスボールに高秀が反応。「吉田さんが(DFをかわして)切り返した時に目が合いました。僕はGKとDFの間に入って行って当てるだけでした」と、ヘディングで先制ゴール。77分には、右寄りをドリブルで上がった種倉からパスを受けた西川のトラップが左に流れた所に茅島が走り込んで左足で強烈に蹴り込み追加点。学生たちの運動量はかなり落ちていたので、これで試合は決まった。
高橋監督は試合後の記者会見で「前半は前線からのプレッシャーがきつかったが、相手のプレスのかけ方が分かったので、後半はボールを動かしてペースをつかんだ。原はPKを2本止めてJFLの意地を見せてくれた。全員サッカーで3回戦に進むことができた」と、順当勝ちに表情も穏やかだった。
90分間走り回り、結果も出した高秀は、ケガから戻って一回り成長した印象だ。後半だけのプレーだった只木はキレ味鋭い動きを随所に見せた。吉田賢太郎は尚美大DF三橋のマンマークに悩まされたが、アシスト役で活躍した。
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by tsc2007 | 2006-09-24 17:32
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