2006年 10月 19日 ( 1 )
No.175 ホンダに敗れる
f0136083_17265170.jpg 後期第9節のアウェーのホンダ戦は、今季JFLのリーグ戦で初めて4バックを採用した。西川がFW登録なのでヴェルディ戦でも各メディアは4・4・2としていたが、私は吉田賢太郎の1トップに見えるので4・5・1と書いている。高橋監督は「4・5・1だが、4・4・2の変形でもある」と言っている。試合後のホンダ・吉澤監督の話が面白かった。「栃木は天皇杯(ヴェルディ戦)でやった4バックで戦ってくれたのでウチとしては助かった。栃木にはサイドアタッカーに脚の速い選手がいて、ウチの並びだと突かれてサイドを取られてしまうが、きょうの並びなら脚の速いのはある程度ボカせるんですよ」。私はホンダのフォーメーションがあまり頭に入っていないのでよく分からないのだが、前期に3バックの栃木にやられたことを踏まえての話だったのだろう。
  前半は総じてホンダのペース。栃木はよくボールを奪取するが、その後のつなぎがうまく行かない。対するホンダはボールをよく動かし、新田や鈴木弘大らが決定的シュートを放った。栃木の得点チャンスが訪れないまま後半へ。栃木は西川に代えて只木を投入し右寄りの攻撃態勢を敷くことで、左サイドの高秀を生かそうとした。しかし、ホンダは返り討ちを狙っていたかのように、高秀と対面する右サイドバックの堀切がオーバーラップを仕掛けてきた。58分には左の引き気味に茅島を入れて高秀を援護し、右サイドの種倉はボランチに入った。「前半、サイドからはほとんど何もできないで終わった」(高橋監督)ことから、いくつか修正の手を打ったわけだ。
ヴェルディに勝った自信を胸に抱いて臨んだ栃木の選手たちは、このあたりでゴール意識が急速に高まったように見えた。59分に左サイドバックの桶田に食らったシュートは危険で、守備の集中を再確認すべきだった。61分のマイボールで、センターバックの山崎が中央をオーバーラップし、吉田が右サイドで倒されてFKを得た。只木が素早くゴール前に放り込んだがホンダGK川口がキャッチし前線へ。ここから新田がシュート。GK原が止めたが正面にこぼれ、詰めてきた新田が再びシュートして今度はネットを揺らした。この後、吉田のボレーは上、山崎のヘッドはクロスバー。76分には只木が桶田を倒したPKで2失点目。直後のチャンスはポストを直撃。栃木に不運、ホンダに有利に時間は流れ、結局0-2で終了した。
高橋監督は1失点目を「GKだってパーフェクトではないから、何が起きても大丈夫なように周りが集中しないと。あのリバウンドをね…」と悔やんだ。試合内容はヴェルディ戦より拮抗していたので、この失点が痛かった。栃木の4バックの課題は、左サイドなら高秀を左サイドバックの高野、右サイドなら種倉を右サイドバックの遠藤が追い越して攻撃参加する形がなかったこと。このオーバーラップがなければ、4バックの意味が薄れる。
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by tsc2007 | 2006-10-19 17:26
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