2006年 11月 08日 ( 1 )
No.181 エスパルス戦 2
f0136083_17154446.jpg 清水エスパルスは韓国代表のFWチョ・ジェジンと日本代表のDF青山をメンバーから外してきた。代わりに22歳ルーキーのFW矢島と20歳のDF岩下を起用した。結果的に若いこの二人が清水側の試合のポイントになった。矢島は先制点を含む2ゴールを決めて、岩下は栃木にゴール量産を許す一因として。一方、栃木は左サイドのスピードスター高秀がアローズ戦で左太ももに軽い肉離れを起こし安静状態のため欠場。その左サイドへの戦力注入がポイントとなった。先発の只木、後半投入の永井、その永井を右に回して茅島。元日本代表・市川との対面サイドが激戦地となり、ここを起点に栃木の驚異の4ゴールが生まれた。
  清水は4・4・2。GK西部、4バックは右から市川、岩下、高木、山西、ボランチは伊東、中盤右サイドに高木純、左に藤本、トップ下が枝村、2トップはマルキーニョスと矢島の先発。栃木も4・4・2。GK原、4バックは右から照井、山崎、横山、高野、ボランチは堀田と山田、サイドは右に久保田、左に只木、前線は吉田賢太郎と西川。西川が下がり気味なので4・5・1と言ってもいい(もっと詳しく言えば4・4・1・1)。
  試合は予想通り、栃木が守備を堅め、清水がボールを保持する展開。開始早々、清水が枝村と市川のシュートで探りを入れると、栃木もCKのこぼれを只木がバー少し上へ挨拶代わりの強シュート。8分にはマルキーニョスがDFを振り切って狙ったがGK原が触り左ポストを直撃した。19分の堀田のミドルシュート以降、こう着状態となった。「栃木の守備陣形が整っていて穴がなかった」(清水・長谷川監督)。事実、栃木の守備の集中度は極めて高かった。ボールを持った相手へのチェックも厳しく、清水は中盤からバックパスしたり、バックラインで横パスしたりを繰り返した。昨年の天皇杯ファイナリストが今年の初戦を慎重に運んでいると見てもよかったが、自分たちのリズムをつかんだり栃木をおびき出したりする能動的なパス回しには見えなかった。今季公式戦初出場の若い岩下に多くボールタッチさせる意図もあったのだろうか。
  そのうちに栃木がカウンターからビッグチャンスを作った。31分にはドリブルで持ち込んだ西川、41分には右の久保田からロングパスを受けた吉田。ともに惜しいシュートだった。33分には自陣ゴール前の高野がボレーでクリアしたボールを西川、久保田、堀田とつなぎ、スルーパスは西川のオフサイドとなったが、見事なコンビネーションを見せた。この間、清水はほとんど何もできなかった。ポゼッションは圧倒的に清水が上だったが、前半0-0は栃木が描いていた結果と言えた。ただ、強い日差しの下、普段の体力強化が十分とは言えない栃木が、後半どこまで集中したプレーを保てるかが不安材料だった。
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by tsc2007 | 2006-11-08 17:15
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