2006年 11月 14日 ( 1 )
No.184 刈谷と引き分け
f0136083_1713597.jpg 後期第13節のFC刈谷戦は、6試合ぶりに3バックの3・6・1でスタートした。清水エスパルスから20分間で4ゴールを奪った得意の攻撃フォーメーションだ。アウトサイドは右に北出、左に茅島が先発した。刈谷は5分までに3本のシュート。栃木は8分にCKのこぼれを吉田がシュートしたが、11分には刈谷の加藤に混戦からあわやのシュートを浴びた。さらに15分の右サイドバック原賀、16分の加藤のFKと刈谷は序盤を支配した。栃木もFKのクリアボールを高野が連続してシュートしたり、右サイドの北出がマークをかわしてつないだパスから只木がドリブルシュートしたが決まらない。39分には流れるようなパスワークから刈谷・加藤が正面から放ったシュートを高野が間一髪ブロックして事無きを得た。
  スコアレスで迎えた後半、栃木は遠藤を入れて4バックに変更した。変更の順番がエスパルス戦と逆だったので戸惑ったが、ついに攻撃的4バックをやるのか、との期待もあった。4バックはサイドバックのオーバーラップ(ロベルト・カルロスのような)が攻撃に加算される分、攻撃的システムと見るのが一般的。栃木の場合、加算するほど攻撃参加しないので守備的4バックだ。試合後の記者会見でもこの変更について質問が出て、高橋監督は「カウンターでサイドを突かれて分が悪かったので後半は4バックにした」と言った。後半、サイドバックが前の選手を追い越して最前線まで進出したのは、栃木はリスタート時を除けば1回だけ(48分の高野)。それに比べて刈谷は原賀と社本が何度もタッチライン際を深くえぐった。
  後半は栃木がポゼッションを高め、何度もチャンスを作った。57分、茅島を下げて永井を入れた。また戸惑った。エスパルス戦ではこの二人を投入して鮮烈な攻撃に結びつけた。右の只木がノリノリだったし、ノリ(西川)も期待が大きく代えづらいのでこの選択になったのかもしれないが、茅島と永井の両サイドコンビを地元ファンに見せてほしかった。永井は「みんながボールを集めてくれて、どんどん行け! という感じだった。サポーターが沸くのも感じていた」とパワフルに仕掛けたがゴールにはつながらなかった。75分には池田も投入して1点を狙ったが、0-0のスコアレスドローに終わった。
  高橋監督は「リスタートで取れなかったのが痛かった」と勝ち点1に不満そう。刈谷・安原監督は「堀田からのパスがこわかったので、その出どころをしっかりケアした。サイドの裏を突くため、速い選手を一気に2人入れた」と、ゲームコントロールに手応えを感じた様子だった。「刈谷は最後まで集中して体を張った」(高橋監督)というように、守りの要の浮氣と吉田を出場停止で欠きながら、刈谷DF陣は結束して栃木の猛攻を防いだ。とりわけ危険地帯を献身的にケアした原賀の働きは敵ながら見事だった。
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by tsc2007 | 2006-11-14 17:12
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