2007年 04月 23日 ( 1 )
No.207 西川突進! アローズ戦1-1
f0136083_21371482.jpg  前期第7節のアローズ北陸戦は、栃木市総合運動公園陸上競技場に初めて3000人を超える観客が集まって盛り上がった雰囲気の中、いい内容とは言えないゲームになってしまい、1-1で引き分けた。前線の横山聡が警告2回で退場し、後半のほとんどを1人少ない不利な状況で戦うことになったのも原因だが、交代出場した西川のアグレッシブなアタックによってPKを得て、何とか勝ち点1を加えることができた。
  上位陣との7連戦の初戦。アローズ北陸の窪田監督はコーチ時代の3年間にライバル栃木のサッカーを良く見ていた人だ。半数が新加入選手となった今季、新監督として高橋監督に挑んだ。「栃木は山下のポストプレーからの展開をやってくるのが特徴」とワンタッチプレーをケアするよう守備陣に指示。さらに栃木のサイド攻撃に対し「ウチが先に引くと栃木の攻勢になる。両サイドバックを高い位置にしたことで先手を取れた」。この2つのポイントを抑えることで、ホームの栃木にペースを握らせなかった。
  栃木は10分すぎごろから北陸に支配されがちになった。それでも、35分に右スローインのボールを左からゴール前斜めに横切って呼び込んだ石川がセンタリングし横山がフリーでヘディングシュートしたり、前半ロスタイムには堀田がクロスバーをかすめる惜しいシュートを放った。一方、北陸は石田が2本の決定的なシュートを放ったがGK原がシャットアウトした。後半勝負に出ようとした栃木に横山レッドのアクシデント。高橋監督は「どうやって勝利に導くか考えた。チャンスはあるはずだ」と苦渋の時間となった。石川に代えて茅島を投入。さらに右サイドバック北出に代えて永井を入れ「DF3人を信頼して、攻撃重視のために3バックにした」(高橋監督)。このころには完全に北陸のペース。今井や石田に狙われ、何とかしのいでいたが、71分に北陸の左CKからのこぼれ球を永冨に決められて失点した。永冨は愛媛時代に栃木を破る得点を決めており、今後も天敵となりそうだ。
  その直後、小林に代わって入った西川がゴール意欲満々で前線を駆け回り、88分に山下のパスを受けてGKと一対一になった。GK藤川はボールに行ったが、ペナルティエリア内に突進した西川の脚を払う形となり、一発レッドカードの判定。このPKを山下が右上に強烈に決めて同点だ。試合はドローで終了。高橋監督は「負けに等しい」と苦い表情だったが、ダイナモ西川が自らのストロングポイントで得た1点は高く評価できる。「サッカー人生をかけてプロ契約した」という西川。出場機会はまだ少ないが「チャンスをもらえるだけの努力はしている」と短時間ながら全開プレーを見せて大いにアピールした。
もし敗戦になっていたら、この試合で堀田が達成したJFL連続フル出場新記録の金字塔も色あせてしまっただろう。エース山下は「流れの中で点を取りたかった。今後も落とせない試合が続くし、次の岐阜に勝たないと、きょう引き分けた意味がなくなる」と気を引き締めた。その岐阜が首位に復帰し、栃木は横河武蔵野と得失点差1で3位。次節はホームの足利で、岐阜と首位をかけた直接対決だ。
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by tsc2007 | 2007-04-23 21:37
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