2007年 05月 08日 ( 1 )
No.211 ロッソ戦0-2完敗
f0136083_1042760.jpg  前期第10節のロッソ熊本戦は、警戒していた高橋泰と小林陽介の2トップにゴールを奪われて、0-2と完敗した。昨シーズン初対決で敗れた時と同じ雨の足利。Jリーグ準加盟チーム同士で、J2昇格の最大のライバルとの対決に3016人もの観客が訪れたが、FC岐阜戦に続くホーム連敗という残念な結果となった。
  中2日の強行日程は同じなので、旅行なしのホーム栃木が有利のはずだった。ロッソは前節と同じ先発メンバー。栃木は前節休養した山下と小林が入った。前半は栃木もいい感じの時間があったが、フィニッシュの形が少ない。ロッソは中盤の危険人物・小森田が正面からのミドルシュートで栃木ゴールを脅かす。徐々にロッソが中盤を支配し始め、西森、熊谷、喜名らMF陣の絡みが良くなった。栃木のビッグチャンスは22分、ワンタッチパスをつないで左の高野と高秀が起点になったシーン。横山聡と山下にシュートチャンスがあったが決められず、0-0で後半に折り返した。
  後半開始早々、ロッソのエース高橋に、ものの見事にやられた。右サイドから熊谷がライン裏を狙ったボールを胸トラップしてDF山崎をかわしボレーシュート。GK原の頭上を松坂の落ちるスライダーのように鋭く襲ったボールがゴール真ん中に吸い込まれた。高橋は得点ランキング断トツの10点目。栃木は55分、FW西川を投入して反撃に出た。交代相手はボランチの山田。西川は山田の位置に入り、マイボールの時には前線に進出したので、攻守に1・5人分の仕事を課せられたように見えた。ダイナモ(発電機)の本領発揮か! しかし、サッカーのピッチにスーパーマンは存在しない。10分もすると西川は上がり気味となり、偶然か必然か分からないが、堀田のシングルボランチになった。前半からロッソに牛耳られていた中盤が、これでますます熊本領になってしまった。GK原の好セーブや4バックの踏ん張りで何とか失点を食い止めていたが、80分にロッソ左サイドからのクロスボールを小林陽介にヘディングで合わされた。この追加点で勝負は決まった。栃木は空中戦要員の山崎をトップに張らせたパワープレーに出たが得点には至らず、残り5分というところで石川を入れて望みを託したが焼け石に水だった。
  栃木に得点のにおいはなく、むしろよく2失点で終わったな…という印象だった。それほどのワンサイドゲーム。ホームチームはいったいどっちだ? と叫びたくなるような、消化不良の試合内容。試合後、ロッソの池谷監督は「強い気持ちを持ってファイトしてくれた」とイレブンをたたえた。高橋監督は「ホームでライバルに完敗して、悔しい思いでいっぱい」と苦渋の表情。10戦目で初めて複数失点した4バックの統率役の谷池は「これまではDFが苦しい時に攻撃陣が点を取ってくれたし、攻撃陣が苦しい時にはDFが踏ん張っていた。きょうは両方がうまくいかなかった」と完敗の要因を総括した。横河武蔵野戦で栃木がやったような集中した戦いを肝心のホームでロッソにやられてしまった。戦い方の差なのか、力の差なのか。今後も続く強豪との対戦に不安を抱え込んでしまった。
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by tsc2007 | 2007-05-08 10:05
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